蟹江町社会福祉協議会では、住民のみなさまに地域のつどいの場をひろく知っていただくことを目的として、「蟹江町つどいの場ガイドブック~地域のサロンを訪ねてみよう~」を作成しました。
 蟹江町にはたくさんの「地域のつどいの場」があります。地域のつどいの場はただ単に地域の仲の良い人が集まっているだけではなく、知らない人同士が出会ったり、普段一人ではやらないことをみんなで協力してやってみたり、大勢でお話しをしてみたり、様々な刺激にあふれる場所です。そして、そのどれもが人と人とのつながりを生み出し、より豊かな関係のある生活を可能にします。
 ガイドブックには各地域のつどいの場の開催時間、開催場所、特徴や開催風景などが掲載してあります。ぜひお手元に一冊置いていただき、気の向いた時に地域のつどいの場へ足を運んでみてください。
 「蟹江町つどいの場ガイドブック」の冊子は蟹江町社会福祉協議会(蟹江町多世代交流施設内)で配布しています。またPDFファイルは以下からダウンロードできます。


蟹江町つどいの場ガイドブック表紙


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蟹江町つどいの場ガイドブック~地域のサロンを訪ねてみよう~


「泉人まつり2022×にこにこママフェスタ」を開催しました。

令和4年10月30日に蟹江町多世代交流施設にて「泉人まつり2022×にこにこママフェスタ」が開催されました。このイベントは、地域の福祉活動に関わる様々な事業者・団体の方々が、日ごろの活動や取り組みを地域住民に広く伝えられる機会をつくることを目指したものです。当日、会場には約2,000人が来場され、各ブースそれぞれに大変なにぎわいを見せていました。

福祉バザー、フリーマーケット

福祉バザーは地域の住民の方々から商品をいただき、その販売から生まれた収益を共同募金として寄付し、蟹江町の福祉の増進に役立てています。また、にこにこママネットワークが開催する子ども用品を中心としたフリーマーケットは、その収益のほとんどを被災地支援等のために寄付しています。どちらのイベントも足を運んでくださった皆様のおかげで、大変盛況となりました。ありがとうございました。



各種ブース


ママブース、企業ブース、福祉ブース合わせて45ブースが出展されました。ワークショップや縁日、飲食物販売やゲームなどなど、それぞれのブースが独自の内容で出展されていたので、全部は回りきれないくらい充実したイベントになりました。



ステージ


ステージでは開場時のオープニングセレモニーがあり、開場後にはバルーンアートパフォーマンス、仮装コンテスト、大抽選会、チームK様のパフォーマンスで終始にぎわっていました。



多世代交流施設「泉人」内


「泉人」の中ではハイハイレースとボッチャ体験が行われました。子どもを中心にたくさんの方々に来ていただき、活気の溢れる会場になりました。



開催後援


社会福祉法人愛知県社会福祉協議会
蟹江町
蟹江町教育委員会
蟹江町観光協会
蟹江町商工会
愛知県社会福祉協議会

※本事業は愛知県社会福祉協議会に設置の福祉基金による助成金を経費の一部として利用しています。


令和3年度も地域支え合いサポーター養成講座を開催し、7名の方が修了されました。


講座内容


地域支え合いサポーター養成講座は大きく8つの単元で構成されています。
その内容は以下の通りです。

①「蟹江町の現状」
 蟹江町の高齢化・地域福祉の現状を、国の数値と照らし合わせながら理解します。
②「介護保険制度の理解」
 複雑な介護保険制度の理解を進め、その制度を使って何ができるのかを学びます。
③「高齢者の特徴と対応」
 高齢者の身体・精神的特徴の理解を進め、適切な対応方法を学びます。
④「認知症の理解」(認知症サポーター養成講座同時開催)
 認知症についての基礎的な知識を学び、適切な対応方法を身につけます。
⑤「緊急時の対応」
 誤嚥の対応や心肺蘇生など、救急対応の基礎を学びます。
⑥「コミュニケーション」
 インタビューゲームを通して他者を理解することの難しさ、深さを体験します。
⑦「生活支援と心得」
 「相手の生活を支える」とはどういうことかを考える中で、その相手にとってふさ
 わしい行動とは何か、その関係の中での自分の役割とは何かを常に問いかける
 思考方法を学びます。
⑧「ボランティア活動とコミュニティサービス」
 ボランティア活動とコミュニティサービスの基本的な概念を理解し、双方の違い
 と接点を考えます。



今後の地域支え合いサポーター養成講座開催予定

今後もサポーター養成講座を年1回開催していきます。より多くの方が参加しやすい環境になるよう、今年度の反省点を生かしていきたいと思います。


生活支援体制整備事業とは

子どもから高齢者まで、世代や特徴に関わらず誰もが支え合って生きていける地域共生社会の実現に向け、住民と関係機関などをつなぎ、町内に今ある取り組みや組織などを活かしながら、「お互いさま」と思える暮らしやすい地域をみんなで作るお手伝いをします。生活支援体制整備事業では、例えば以下のような取り組みを進めています。

生活支援コーディネーターの設置
全町域の協議体(第1層)で関係者のネットワーク構築
中学校区の協議体(第2層)への参加・支援
小学校区での住民参加型会議(第3層)「福祉懇談会」の開催
町内会単位での話し合いの場(第4層)の創造
資源マップの作成
地域のつどいの場の立ち上げ・運営支援
地域課題やニーズの把握、関係者との情報共有体制の構築、地域住民等のマッチング

生活支援コーディネーターとは

高齢者を中心に全ての住民の方々が、自分達が暮らしている場所でずっと生活していけるように、その生活を支えるための地域のネットワークや必要な資源を開発することを担う人です。蟹江町には社会福祉協議会に配置されています。

協議体とは

協議体とは、地域で様々な活動を行う住民の方々がメンバーとなり、生活支援コーディネーターと協力して、自分達が暮らす地域の生活課題を共有したり、自分達が今取り組んでいる活動について話をしたり、自分達で無理なく取り組めそうなことをみんなで話し合う取り組みです。蟹江町には現在、蟹江北中学校区と蟹江中学校区にそれぞれ一つずつの協議体と、これらの中学校区の協議体をフォローし、町全域にかかるような大きな課題について話し合う第1層協議体の3つがあります。


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協議体紹介ちらし


生活支援体制整備事業における住民の話し合い

協議体をはじめ、生活支援体制整備事業では、これまで多くの住民間の話し合いを重ねてきました。以下では、例えばどんな話し合いと活動が行われてきたのかを簡単にご紹介します。

●蟹江は水郷のまちを売りにしているのに川沿いにごみのポイ捨てなどが多く、ウォーキングをしているととても目につく。なんとかきれいにできないか。
協議体メンバーで実際に川沿いをあるき、現状を写真に収め、マップに見える化した。それをもとに健康づくりを踏まえてごみ拾いウォークラリーを企画中。
●蟹江町の一部地域には高齢化が進んでいるにもかかわらずスーパーやコンビニといった食品や日用品が購入できる施設が近隣に無い場所がある。今後、さらに高齢化が進むと買い物難民などの移動に支援が必要な人達が必ず出てくる。今のうちに何か手を打てないか。
一般企業と協力し、移動支援のしくみの構築を検討中。

子ども食堂とは

子ども食堂とは、地域の中で開催され、子どもが一人でも安心して参加して、みんなと食事ができる民間発の取り組みです。多くの子ども食堂は、その地域の住民やボランティアの方々が運営しており、無料もしくは低額で食事をすることができます。子ども食堂がメディアに出てきた最初期には「貧困対策」や「孤食対策」といった面が大きくクローズアップされましたが、現在の子ども食堂は対象を必ずしも子どもに限らず、親子で利用したり、大人の参加も可能であったり、地域の総合的なつどいの場として、コミュニケーションを広げる居場所として機能しています。

子ども食堂の目的

子ども食堂は全国色々な場所で開催されており、その開催形態も様々です。しかし、開催目的については多くの食堂が同様の目的を共有しています。子ども食堂の開催目的は大きく以下の5つに分けられます。
①子どもの貧困・栄養不足に対する支援
②子どもの孤食に対する支援
③子どもの教育支援
④地域交流拠点・居場所づくり
⑤地域住民間・多世代交流の機会設置

令和元年度 社協子ども食堂開催報告

蟹江町社会福祉協議会では、令和元年12月25日(水)に子ども食堂を開催しました。今回の子ども食堂は、蟹江町内の各所で子ども食堂を開催している「非営利団体ONiGiRi」さんと協力し、100名を超える参加者の子どもたちと食事やケーキ作りを行いました。





令和2年度 社協子ども食堂開催報告

令和2年度の社協子ども食堂は、新型コロナウイルス感染症拡大のため、中止しました。

令和4年度社協子ども食堂(フードパントリーに変更)開催

令和4年度の「社協子ども食堂」は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、「フードパントリー」に変更し、8月20日(土)10:00から開催しました。



子ども食堂関連情報

「子ども食堂を始めてみたい」「近くの子ども食堂に行ってみたい」など、子ども食堂に関する相談・情報は、愛知県社会福祉協議会ボランティアセンター「子どもの居場所プラザ」で詳しく確認することができます。子ども食堂に興味があるけれどどうすれば良いか分からないという方は、一度ご確認ください。

愛知県社会福祉協議会ボランティアセンター「子どもの居場所プラザ」(リンク)


かにえ移動支援ボランティア事業「かにあし」とは

かにえ移動支援ボランティア事業「かにあし」とは、移動や外出に困難を抱える人たちに対し、地域のボランティアの方々の運転によって移動・外出の支援を行う活動です。「かにあし」の活動は、地域住民による助け合いの取り組みとして、住民主体の話し合いの中から立ち上げられました。「かにあし」は住民主体の活動として、行政・社会福祉協議会が運営をバックアップし、企業等とも協力して進める協働の事業となっています。

※この事業は、令和4年度において、元気な愛知の市町村づくり補助金(チャレンジ枠)を活用して実施しました。

かにえ移動支援ボランティア事業「かにあし」の概要

「かにあし」の概要は以下の通りとなります。

対象地域「かにあし」は住民主体の試行的な取り組みです。そのため、2年間は鍋蓋新田・南、舟入地区のみの限定的な運行となります
利用対象者「かにあし」は会員制です。会員の登録条件は以下の通りです。
鍋蓋新田・南、舟入地区に在住の方
②65歳以上で乗降時に介助を必要としない方
③自身で運転ができない方または同一の世帯で日中に運転できる人がいない方
利用内容生活用品や食料品などの買い物、通院、その他社会生活を営む上で必要な場所への移動にご利用できます。
運行範囲「かにあし」の運行範囲は蟹江町内のみとなります。乗降場所は所定の乗降車地点に限られます。ご自宅までの送迎等はできません
運行日時原則として、平日午前8時30分から正午まで。
利用方法「かにあし」は予約制となります。お電話またはスマートフォンアプリを利用して予約を行います。電話予約の際は、移動支援ボランティア事業運営委員会事務局(蟹江町社会福祉協議会内)までご連絡ください。
予約「かにあし」はご利用の7日前から予約できます。お一人につき、最大6件までの予約が可能です。
利用日時「かにあし」は、原則平日の午前9時から正午までの間で運営委員会が指定した日時に運行します。ボランティアドライバーの都合をもとに運行スケジュールを決定しますので、本ページ下部に掲載します運行スケジュールを確認後、ご利用を検討してください。
料金「かにあし」は無料でご利用いただけます。

利用会員登録の方法

「かにあし」は会員制でのご利用となりますので、事前に会員登録申請が必要となります。会員登録をご希望の方は、地域で定期的に開催する事業説明会に参加していただくか、蟹江町社会福祉協議会へお越しいただき、登録申請をお願いします。

乗降車地点について

「かにあし」は町内158か所に乗降車地点を設定しています。ご利用の際はこれらの地点において乗降ください。


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乗降車地点リスト


運転ボランティアを募集しています!

「かにあし」では、運行に際してご協力いただける運転ボランティアを募集しています。移動支援用の車両(トヨタ:ノア)を運転し、会員登録された利用者の買い物、通院などの移動を支援していただく活動となります。活動は月数回、週数時間など少しの時間だけでもご登録いただけます。また、ボランティア登録時に簡単な講習と、年1回のフォローアップ講習を行い、安全運転のためのバックアップをしていきます。安心して暮らし続けることができるまちをつくっていくために、ぜひみなさまの力をお貸しください。


「かにあし」移動支援活動


蟹江町で開催するサロン等地域の居場所の実施に必要な資機材を貸出します。


対象者サロン等の地域の居場所を運営する町内に住所を有する方
利用料無料
貸出期間1か月以内
手続き「サロン等資機材貸出申請書」に必要事項をご記入のうえ、身分証明書を提示してください。
お問い合わせ蟹江町社会福祉協議会地域福祉係
(TEL:0567-96-2940)まで

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サロン等資機材貸出申請書


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貸出可能資機材一覧表


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貸出利用時のお願い